15.龍飛崎散策
村営バスでお出迎え
三厩へ到着。津軽線の終点である。
三厩は東北の駅百選に選ばれたらしい。確かに駅構内にはストーブがあり、なんともこじんまりとした感じがいい。しかし…
実は、帰りのとき、このストーブの煙突に手があたってしまい、やけどを負ってしまったのである。 しばらくは手がヒリヒリしてて、つらかった…
駅舎を出たら、龍飛漁港行きの村営バスが待っていた。 村営ということで、制服などはなく、運転手のおっちゃんはセーター姿だった。なんともほのぼのとしたバスでした。
階段国道
龍飛漁港に到着。 その目の前には、階段国道
階段国道は、政府が国道に認定する際、ここが階段としらずに決めてしまったため、世にも珍しい階段の国道となったそうだ。 そのおかげで、龍飛崎の観光名所となってしまったので、よかったのかよくなかったのか…
その段数はかなりある。雪で、滑ってしまいそうだ。
随分高いところへ上ってきたからか、漁港が小さく、視線の中にきれいに収まる。 気温も低く、手袋を取ると手が痛い。マフラーはとてもじゃないが外せない…
ここが噂の龍飛崎
階段国道から、さらに車道を少し登ったところに、灯台がある。ここから眺める海は、寒さを物語っているような気がする。
休憩所“レストハウス竜飛崎”で、あったかい缶コーヒーでも飲もうかと思ったら、冬季は営業していないようだ。残念。
レストハウスの裏手には、龍見橋という立派な橋がかかっている。 “太宰の道”とかかれており、どうやら太宰治に関係しているようだ。
橋を渡り終えたところの景色は、断崖絶壁、山から垂直に近い角度でそのまま海へ続いているような感じだ。
龍飛崎には、津軽海峡・冬景色 歌謡碑が立っている。 「♪ご覧あれが竜飛岬、北のはずれと…」の部分がやはり一番大きく書かれている。
バスに乗り遅れる!
龍飛漁港に戻り、バスに乗車しようとした…すると、階段下に見えるバが出発スしてしまった! なんと、僕がバスの時刻を間違っていたということに気付く! 次のバスまで3時間。とてもじゃないが、店も何も無い龍飛崎で3時間なんて過ごせそうもない…
そこで僕が考えた方法はヒッチハイクだった。 しかし、龍飛崎は車通りも少ない。
そんなとき、一台の軽自動車がやってきた。僕はすかさず手をかざし、止まってもらった。 事情を話し、乗せてもらうことになった。
会話をしようとしても津軽弁のおじさんの話す言葉は、3分の1くらいしかわからなかった。 まぁ、僕も関西弁やねんから、仕方ないんだけど… でも、言葉がお互いほとんどわかってないのに、なぜか会話は弾んだ。